2018.03.02
KDDIは「データ定額20」及び「データ定額30」(以下、両プラン合わせて「スーパーデジラ」)、「auピタットプラン」、「auフラットプラン」のテザリングオプションを2018年3月末までキャンペーンで月額無料としていましたが、4月以降はキャンペーン終了に伴い有料(500円/月に料金改定)となります。
現在、スーパーデジラにおけるテザリングオプションは月額1,000円、auピタットプラン、auフラットプランのテザリングオプションは月額500円での提供ですが、キャンペーンにより3月末まで無料で利用できています。
スーパーデジラについては昨春にもキャンペーン期限を迎えていましたが、2018年3月末までキャンペーン期限を延長していました。今回、再度キャンペーン期限を迎えるにあたって、キャンペーン期間の延長はせずに、テザリングオプションが有料化されます。ただし、スーパーデジラのテザリングオプションの月額料金は1,000円から500円に改定されます。
なお、その他の料金プランのテザリングオプションが無料であったものについては引き続き無料でテザリングを利用できます。
auピタットプラン、auフラットプランにおけるau Wi-Fi SPOT利用料の改定も同時に発表されました。両プランとも、月額500円の利用料がキャンペーンで無料となっている形でしたが、今回の改定によって月額利用料が正真正銘無料となります。
今回の料金改定によって、auスマートフォンはすべてau Wi-Fi- SPOTが無料で使えることとなります。通信量が増えると月額料金が高くなるauピタットプランにはありがたい料金改定です。
Y!mobileを含む格安SIMでテザリングオプションを有料としているところはまずありません。テザリングはOSの機能として備わっているものであり、ユーザーが契約した通信量をスマホで使おうが、テザリングでほかの機器で使おうが問題はないはずです。テザリングの利用で通信できる容量が増えるわけでもなく、契約した容量を超えたら低速化するのでユーザーの不満が強い有料化といえるでしょう。
auで対象となる大容量プランを使っていて、テザリングが有料になるのは嫌だという人はこの機会に格安SIMを検討してみてはいかがでしょうか。