2017.05.15
格安SIMに変更した後、他の格安SIMの方が条件が良くなったので乗り換えたり、格安SIMが合わずキャリアのSIMに戻したりする場合があると思います。
そのようなときに注意しておいたほうが良い点をご紹介します。
格安SIMから他の会社にMNPする際にも、キャリアと同じようにMNP転出手数料が必要になります。
多くの会社は3,000円ですが、一部の会社で短期間でのMNPに1万円以上の高額な手数料が設定されています。
これらの会社は、音声通話SIMでも最低利用期間の設定がなく、解約手数料がかからないので、高額なMNP転出手数料を設定することでMNPの踏み台※とされることを避けています。
(※キャリアが行うMNP転入者への特典を得るために、短期間だけ格安SIMを契約すること)
キャリアの2年縛りほど厳しくはありませんが、音声通話SIMには最低利用期間が設定されており、最低利用期間が過ぎる前に解約すると解約手数料が必要となります。
最低利用期間や解約手数料は会社によって異なりますが、最低利用期間は6か月以内か12カ月以内が多く、解約手数料は6,000円~12,000円程度です。
キャリアのように2年間のうち手数料がかからずに解約できるのが2カ月だけというようなことはなく、最低利用期間を過ぎれば解約手数料なく解約できるので、そこは安心です。
(※割引と引き換えにキャリアと同様の2年縛りを設定する会社が出てくる可能性もあるので、契約時に確認しておきましょう。)
格安SIMによっては、MNPでの転出先に選ぶことができない会社があります。
例えばNifMoの場合、
NifMoから「OCNモバイルONE、ぷららモバイルLTE、Master`sONE、GTN MOBILE、Sun-Netモバイル、MORAモバイル、ANSIM(アンシム)、MUSASHI MOBILE、LINEモバイル、J・mobile、ハルモバイル、坊っちゃん電力のSIMカード、大一でんわ、Any-Mo(エニモ)、やまとモバイル、カシモ、J1mobile、@Sモバイル」へのMNPによる転出および、上記事業者からNifMoへの転入は行えません。
※ 対象の事業者は2017年4月1日時点の情報です。事業者は事前予告なく追加される場合があります。
という記載があります。
いざMNPをしようと思ったらMNPできなかったということがないように、事前にカスタマーサポートなどに問い合わせておきましょう。